[Update] MBC CQRS サーバーレス フレームワーク v1.5.0 をリリース
Technology
Sep 24, 2026
MBC CQRS サーバーレス フレームワーク v1.5.0 をリリースしました。今回のリリースでは、ローカル開発環境の S3 エミュレーターを LocalStack から Floci に置き換えました。あわせて、新しいプロジェクトの作成(mbc new)とマイグレーション(npm run migrate)が失敗していた問題を修正しています。アプリケーションのコードとデプロイ済みの環境への影響はありません。
主な変更点
破壊的変更(ローカル開発環境のみ)
- ローカル S3 エミュレーターを Floci に変更: LocalStack Community Edition は 2026 年 3 月にサポートが終了し、セキュリティ更新も提供されなくなりました。そこで、
mbc newで作成するローカル開発スタックの S3 を Floci(floci/floci:1.6.0)に置き換えました。ポート(4566)とパス形式のアドレッシングは同じなので、アプリケーションコードと.envの値は変更不要です。 - 既存プロジェクトの移行: 次の3点を行ってください。
infra-local/docker-compose.ymlのlocalstackサービスを Floci に置き換える。serverless-localstackを削除する。- バケットに CORS ルールを追加する。
mbc-migrateスキルにまとめています。
新機能
- directory:
DirectoryServiceのメソッドがICommandOptionsを受け付けるようになりました。呼び出し側からsourceとrequestIdをコマンドまで渡せるため、トレースに利用できます。必須項目は引き続きinvokeContextだけなので、既存のコードはそのまま動作します。
バグ修正
- cli:
mbc newが依存関係のインストールでEOVERRIDEエラーになり、新しいプロジェクトを作成できなかった問題を修正しました(v1.3.5 以降)。あわせて、テンプレートのjs-yamlを脆弱性が修正されたバージョンに更新しています。 - cli: 新しく作成したプロジェクトで
npm run migrateが失敗する問題を修正しました(RDS と DynamoDB の両方)。既存プロジェクトでも同じ修正を適用できます。詳しくは変更履歴をご覧ください。 - mcp-server: 公開している npm パッケージに Claude Code スキル(
skills/)が含まれておらず、mbc install-skillsでスキルが見つからなかった問題を修正しました。
ドキュメント
- mcp-server:
mbc-migrateスキルに v1.4.0 → v1.5.0 の移行ガイド(LocalStack → Floci、バケットの CORS)を追加し、mbc-debugスキルの Floci 関連の手順を更新しました。
アップグレード方法
npm install @mbc-cqrs-serverless/core@1.5.0
新しいプロジェクトは npm i -g @mbc-cqrs-serverless/cli@1.5.0 でインストールした CLI の mbc new で作成できます。既存プロジェクトのローカル環境を Floci に移行する手順は、ドキュメントサイトの「ローカル S3 エミュレーター(Floci)」をご覧ください。
