[Update] MBC CQRS サーバーレス フレームワーク v1.4.0 をリリース
Technology
Aug 03, 2026
MBC CQRS サーバーレス フレームワーク v1.4.0 をリリースしました。今回のリリースでは、各ドメインモジュールが使用する DynamoDB テーブル名を後方互換のオプションで設定可能にし、あわせて registerAsync を全モジュールに対応させました。既定値は現行のままのため、既存アプリはコード変更なしでアップグレードできます。
主な変更点
新機能
- 設定可能なテーブル名:
master/directory/survey-template/ui-settingの4ドメインパッケージで、DynamoDB テーブル名を後方互換オプションtableName?で変更できるようになりました。既定値(master/directory/survey/master)は不変です。 - registerAsync 対応: 上記4モジュールすべてで
registerAsyncをサポートしました。 - directory パッケージ:
DirectoryStorageModuleはpkPrefix?(既定DIRECTORY)とprismaModelName?(既定directory)も受け付けます。directory→documentの改名は、強制ではなく opt-in の設定(tableName: 'document',pkPrefix: 'DOCUMENT',prismaModelName: 'document')として利用できます。 - mbc-migrate スキル: MCP サーバーの
mbc-migrateスキルに v1.3.5 → v1.4.0 の移行ガイド(テーブル名の変更手順、中央 master テーブルの注意点)を追加しました。
挙動の変更(アップグレード時の注意)
- prismaService が常に必須に: 登録時に
prismaServiceが常に必須となりました(従来はenableController: trueのときのみ検証)。未指定時は起動時に明確なメッセージで即座に失敗します。enableController: falseで登録しグローバル提供トークンに依存していた場合は、prismaServiceを明示的に渡してください。 - master テーブル共有時の警告:
MasterModuleとSettingModuleが既定のmasterテーブルを共有する場合、起動時に警告が出ます。SettingModuleにregisterEventHandlerAlias: falseを設定してください。 - master テーブル改名の制限:
masterテーブルはTtlServiceや sequence パッケージが固定名で参照する framework 横断の設定ストアのため、tableNameの上書きは完全にはサポートされません(上書き時は警告が出ます)。 - CommandModule.registerAsync: エイリアスを非同期に構築できないため、明確なエラーを投げるようになりました。
register()またはドメインモジュール経由で構成してください。
アップグレード方法
npm install @mbc-cqrs-serverless/core@1.4.0
テーブル名の変更手順(register/registerAsync の例、cqrs.json への追加と migrate:ddb、Prisma モデル追加と migrate:rds、データ移行、master テーブルの注意点)は、各パッケージの README とドキュメントサイトの「Configurable table name」セクションをご覧ください。
